米子城鬼門鎮守の勝田神社を参拝しました。
本日は、鳥取県米子市博労町2−10にあります勝田神社(かんだじんじゃ)をご紹介させていただきます。
古くは弓ヶ浜の外江村(現在の境港=白尾神社?)にあった勝田神社ですが、のちに米子の勝田山に移され米子城の北(鬼門)の守りとして重んじられてきて、米子や弓ヶ浜の人々には「かんださん」として親しまれて産土神として古くから信仰されてきました。
ご祭神は、天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)です。
伝承では、弓ヶ浜の開発にたずさわった勝田四郎を合わせて祀られているといわれています。又、別の伝承によると鎌倉時代後期の正応年間(1288~1292)に石州津和野(島根県石見地方)出身の勝田上総介四郎が浜田五郎丸、遠藤、高梨、三宅などの一族を引き連れて弓ヶ浜地方に移り住み開発を続け勝田庄と呼ばれるようになったそうです。ある時、鬼ケ沢に巣食った賊徒が周辺の農地を荒すようになり、困り果てた農民達が勝田上総介四郎に相談すると快く承諾し賊徒を討伐する事になったそうです。戦いは熾烈を極め何とか賊徒を掃討する事が出来ましたが、勝田上総介四郎をはじめ多くの一族も討死した事から残された一族と農民達はその功績を讃え新屋村に社を構えると勝田明神として祭ったと伝えられていいるなど、いくつもの伝説が語り継がれています。
広々としていてとても落ち着ける神社です。
以上「米子城鬼門鎮守の勝田神社を参拝しました。」でした。
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