しめ縄(注連縄しめなわ)とは?どんなもの?簡単にお答えします。
注連縄(しめなわ)には、お正月に飾る自宅用の小さい物から神社にある大きな物まで色々ありますが、注連縄とは、実際のところどんなもの?と疑問に思われる方がいらっしゃると思います。そんな方に簡単にご説明させていただきます。
ご参考になれば幸いです。
注連縄(しめなわ)とは?
注連縄とは、一般的に簡単に言うと、悪いものや禍(わざわい)などをはねのける、結界の意味を持つものです。
注連縄=蛇?
注連縄って蛇に似てると思いませんか?注連縄は蛇が交尾のため絡み合った姿を模したものと言われていて、お正月に飾る鏡餅(かがみもち)も、蛇がとぐろを巻いた姿だと言われています。(諸説あり)
日本の蛇信仰
日本の蛇信仰は、縄文時代から続いていて、その源は、
蛇の形体が男根を思わせること
蝮(マムシ)などの強烈な生命力と、その毒で敵を一撃のもとに倒す強さ
脱皮により生まれ清まる再生力
これらを総じて蛇を神聖なものとして考えられてきました。
このようなことから、注連縄とは、神聖視された「蛇」の象徴を用いることにより、神聖な場所や物を示すとともに、結界の役目をも担わせたものが現在の「注連縄」に至ったのではないでしょうか。
以上「しめ縄(注連縄しめなわ)とは?蛇みたいだけどどんなもの?簡単にお答えします」でした。
ご参考になれば幸いです。
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