なんとなく知っているけど「鳥居」とは?
神社に行くと必ず見かける「鳥居(とりい)」。なんとなく知ってるけど詳しくはわからない、そんな方もいらっしゃるかと思います。そんな方に簡単に解説いたします。
ご参考になれば幸いです。
鳥居の意味
鳥居は、神社の神聖さを象徴する建造物で、ここから先は、神さまがいらっしゃいますよと示すものです。
それと悪いものが入らないよう、結界の意味もあるようです。
鳥居の起源や由来
鳥居の起源や由来は諸説あり、はっきりわかっていません。。。
ですので諸説は、省きます。m(__)m
鳥居の種類
鳥居の種類には、たくさんのものがあるんですが、大きく分けると2種類になります。
それが「神明系」と「明神系」です。
大きな違いは、「島木(しまぎ)」と呼ばれる部位がある(明神系)か、ない(神明系)かです。
「神明系」 伊勢神宮など
「明神系」
鳥居のくぐり方
鳥居のくぐり方としまして、入る際は、鳥居の手前で真ん中(神さまの通り道)をさけた、端のほうで、帽子を被っておられる方は脱帽をし、一礼をして入ります。出る際は、鳥居の手前で向き直り、一礼をして出ます。
鳥居の数え方
鳥居の数え方は、1基、2基と数えます。
呼び方は、外側から一の鳥居、二の鳥居と呼びます。
日本最大の鳥居は?
日本一大きい鳥居は、世界遺産・熊野古道にある「熊野本宮大社」の鳥居で全高33.9×全幅42mあります。(2020年3月現在)
稲荷神社の鳥居は、なぜ赤い?
赤色は火や太陽、生命を表す色とされ、悪霊や災厄を払う力があると考えられてきたので、これを神社の鳥居に使うことで、神社に悪霊や邪気が侵入するのを防いでいます。また、赤色の顔料となる朱は水銀(丹)を原材料としていて、昔から木材の防腐剤として使われてきたという、実用的な面もあります。
鳥居には、神社によって様々な色や形がありますので、神社に行かれた際は、注意深く見ていただくと楽しいですよ。
以上「なんとなく知っているけど「鳥居」とは?」でした。
ご参考になれば幸いです。
ご覧になっていただき、ありがとうございました。。。