道元禅師(どうげんぜんじ)とは?その疑問に簡単にお答えします。
道元禅師と呼ばれる道元さんは、日本でも有名なお坊さんの一人ですが、どんな人?という方もいらっしゃるかと思います。そんな方の疑問に簡単にお答えします。
ご参考になれば幸いです。
「道元」さんとは?
道元(1200~1253)さんは、鎌倉時代初期の僧で、日本における曹洞宗の開祖です。
諡号(しごう)は、孝明天皇から「仏性伝燈国師(ぶっしょうでんとうこくし)」、明治天皇から「承陽大師(じょうようだいし)」を頂きますが、一般には道元禅師(どうげんぜんじ)と呼ばれています。
「道元」さんの生涯
道元さんは、京都に生まれ、14歳で出家し天台宗を学びます。3年後、建仁寺にて臨済宗を学びます。24歳の時、師と共に中国(宋)へ渡り、そこで生涯の師(如浄禅師)と出会い坐禅修行に励みます。やがて曹洞宗の印可を受け28歳で帰国します。
帰国した道元さんは、坐禅の心がまえや作法などについて記した、「普勧坐禅儀(ふかんざぜんぎ)」や仏教の思想書でもある「正法眼蔵(しょぼうげんぞう)」を書かれます。
その後、入門者が、増えてくると弾圧を受けるようになります。それを避けるように43歳の時、越前国に赴き大佛寺を開きます。後に、大佛寺を永平寺に改めます。
そして53歳の時、京都にてその生涯を閉じられます。
曹洞宗とは?
曹洞宗とは、数ある禅宗の一つで、鎌倉仏教の一つです。
その教えは、坐禅を行うことを、最も重視し、黙々と座ることによって悟りに至るという教えです。
本山は、福井県吉田郡永平寺町にあります永平寺です。
以上「道元禅師(どうげんぜんじ)とは?その疑問に簡単にお答えします。」でした。
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