蛍が舞う天女伝説の残る「賀茂神社」を参拝しました。
本日は、鳥取県倉吉市葵町586にあります賀茂神社(かもじんじゃ)をご紹介させていただきます。
ご参考になれば幸いです。。。
倉吉賀茂神社は、上賀茂神社より分霊を勧請された歴史ある古社です。
お正月には多くの倉吉市民が初詣に行くという人気のスポットで、
夏の時期には蛍が舞う、とても幻想的な神社です。
ご祭神は、別雷神(わけいかづちのかみ)です。
羽衣伝説
日照り続きのある年、羽衣石の山頂に舞い降りた天女は、羽衣を岩山に置いたまま、頂上付近の湧き水でミソギをしていました。水浴を終えた天女が岩山に来てみると羽衣がない、天に帰ることが出来なくなった天女は、付近の家々を訪ね歩き、ある若い農夫が羽衣を盗んだことを知ります。しかし若者は知らぬ存ぜぬの一点張りで羽衣を返しません。仕方なく天女は、若者のすすめるままに結婚し、ついに子供を二人も産んでしまいます。しかし優雅な天女は、いつも天のかなたから聞こえる楽の調べを聞いて、早く羽衣を見つけ出して天に帰りたいと念じるのでした。そうしたある日、ふとしたことから天井裏に隠された羽衣を見つけた天女は、大喜びで羽衣をまとい、戸外に出て倉吉の神坂の井戸にある夕顔のツルを伝って天井に舞い上がったのです。その母を追って二人の子供は打吹山に上り、鐘を打ち笛を吹いて母である天女を呼び戻そうとするのですが、天女は帰ってこなかったということです。東郷の羽衣石と倉吉の打吹山の名称の由来は、これからうまれました。(伯耆民談記より)
夕顔の井戸です。
賀茂神社の近くには打吹山がありまして、昔この井戸のほとりに夕顔があってそれを伝って天女が天に登って行きました。残された息子2人は母を恋慕って近くの一番高い山に登り太鼓や笛を鳴らしたそうです。そこからその山を打吹山と呼ぶようになったそうです。
この辺りがとても気持ちが良かったです。
雷が落ちたとされる木の切り株です。
以上「蛍が舞う天女伝説の残る「賀茂神社」を参拝しました」でした。
ご参考になれば幸いです。
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