温泉の神様が祀られる「玉作湯神社」を参拝しました。
本日は、島根県松江市玉湯町玉造508にあります玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)をご紹介させていただきます。
玉作湯神社は、古くから勾玉や各種玉類の一大生産地として栄えた玉造の地に鎮座しています。また、玉造温泉の守り神としても知られており、境内には「願い石」と「叶い石」があり、良縁を求める若い女性の参詣が絶えません。
ご祭神は櫛明玉命(玉造の神)、大己貴命、少彦名命で、他に湯姫大明神、大物主命が祀られています。
玉作湯神社にある「願い石」と「叶い石」は、良縁や子宝、仕事の成功など、さまざまな願いを叶えてくれると信じられています。
勾玉の生産が盛んだったこの地域で、石はもともと特別な存在でした。そんな玉造にあるとき、丸くて大きな石が、山から突然現れたそうです。流水か人の手でない限り、石は丸くなったりしません。そんな不思議な石を、当時の村人が〝石の神様の御神体〟として神社へ祀り、願掛けをするようになったのが「願い石」のはじまりだそうです。
「願い石」と「叶い石」の作法は、以下のとおりです。
- 社務所で「叶い石」を授かります(600円)。
- 手水舎で手を清めます。
- 拝殿で参拝します。
- 「願い石」に向かいます。
- 「叶い石」を持ち、「願い石」にそっと触れさせながら、心の中で願いごとを唱えます。
願いごとは、具体的に、かつ、実現可能なものにしましょう。また、願いが叶った場合は、必ず「叶い石」を返納するようにしましょう。
以下に、具体的な作法をご紹介します。
手水舎で手を清める
手水舎で、左手、右手、口、そして柄杓の柄を丁寧に清めます。
拝殿で参拝する
拝殿で、二礼・二拍手・一礼を行い、心を清めます。
「願い石」に向かう
参道の奥にある「願い石」に向かいます。
「叶い石」を持ち、「願い石」にそっと触れさせる
「叶い石」を持ち、「願い石」にそっと触れさせながら、心の中で願いごとを唱えます。
願いごとは、具体的に、かつ、実現可能なものにしましょう。たとえば、「彼氏が欲しい」という願いであれば、「○○さんと結婚したい」というように、具体的な相手をイメージしながら唱えるとよいでしょう。
また、願いが叶った場合は、必ず「叶い石」を返納するようにしましょう。返納の際には、願いが叶ったことを感謝の気持ちを込めて伝えましょう。
とても気持ちの良い神社でした。玉作湯神社の「願い石」と「叶い石」は、多くの人の願いを叶えてきたパワースポットです。ぜひ、願いを込めて参拝してみてはいかがでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
ご覧になっていただき、ありがとうございました。。。