神社の社殿においてある丸い「鏡」って何?その疑問に簡単にお答えします
神社に参拝すると、本殿の中に丸い鏡が置かれていることがありますよね、、あれって何?と思われる方もいらっしゃると思います。そんな方に、簡単にお答えします。
ご参考になれば幸いです。
鏡=神さまが宿られる場所
神社にお祀りされる神様は、”肉体”を持っていらっしゃらないので、何かを依代(よりしろ)として宿る場所が必要になります。それがご神体と呼ばれる、「山」や「岩」や「木」や「鏡」などになります。
鏡の役割
「鏡」には、神さまの宿る場所という役割の他に、鏡を通して神様と自分が向き合い、誠実で清らかな心でお参りをする、そんな役割も担っています。
「鏡」の意味とは
「鏡」は、現実世界のありのままの姿を映し出すものです。のぞいてみると自分の姿が映ります。ですが、肉体を持たれない神さまは、見えません・・・。でも、見てください、感じてみてください、「鏡」「カガミ」「カ我ミ」、「我」(われ)自分が、「カミ」に守られています。
「我」(が)があるのが人間です。そんな人間を愛おしく守ってくださるのが「カミ」さまです。見えるものがすべてじゃなく、見えないものも大切にしなさいとの意味があるような気がしてなりません。愛する気持ちなどは見えません。でも、たしかにそこに存在します。そういう目に見えないものも大切にしていきたいですね。。。
以上「神社の社殿においてある丸い「鏡」って何?その疑問に簡単にお答えします」でした。
ご参考になれば幸いです。
ご覧になっていただき、ありがとうございました。。。