神社における合祀(ごうし)とは?簡単にお答えします
神社に行くと説明書きで「合祀」という言葉を見たことありませんか?合祀ってなんだろう?そう思われる方もいらっしゃるかと思います。そんな疑問に簡単にお答えさせていただきます。
ご参考になれば幸いです。。。
合祀とは?
合祀とは、神道の用語で、別々の神社のご祭神を合わせて祀ることを指します。
合祀の種類
合祀には、細かく言うと3種類あります。
- 本殿合祀 本殿で祭神を一緒に祀ること
- 境内合祀 神社の境内に元の神社を移転し境内社として祀ること
- 飛地境内合祀 離れた飛地境内に移転し境外社として祀ること
※ある特定の地域内の神社のご祭神を合祀した神社を「総社」と呼ぶこともあります。
なぜ合祀するのか?
なぜ合祀が行われるのかというと、複数の神社のご祭神を一つの神社に合祀、又は、神社の摂末社にまとめることにより神社の数を減らし、残った神社に経費を集中させ、神社の威厳と経営を確立するためとされています。
合祀された神さま方々も事情があり合祀されたわけですが、けっしてお力が無いわけではありません。元は、単独でお社をお持ちになっておられた神さまです。神社に参拝されたときは、合祀された摂社末社にもお立ち寄りくださり手を合わせるだけで、神さま方々もお喜びになると思います。。。
以上「神社における合祀とは?簡単にお答えします」でした。
ご参考にしていただければ幸いです。
ご覧になっていただき、ありがとうございました。。。